【アニメ】私の考えたC3部最終回【二次SS】

夏アニメも軒並み終局を迎える時期ですが、その中の一つ、
『ステラ女学院高等科C3部』というコミック原作のアニメがありまして、まぁ、なんとなく毎週観てたわけですけど、放送も残すところオマケの1話のみとなり、メインストーリーは先日の第12話にて終わりを迎えたのです。…が



『ステラ女学院高等科C3部』アニメ公式ページ


↑こんな感じのアニメですが、なんか色々違和感はあったものの、前半の雰囲気とは打って変って、後半、主人公がなぜか闇堕ちしていきます。
元々萌え要素もサバゲー要素も弱く、話もぱっとしない印象で、このまま普通に進んでも何も残らないアニメで終わるかと思ってたので、後半の普通じゃない展開に見事に釣られ、このギスギスした流れにどう終止符を打つ気なのか…非常に気になるところでした。…が、

なんと…先々週の回で、急に元鞘に丸く収める方向で動き出し、先週の〆の回にて、今までの流れが嘘のように、半ばコメディタッチで無邪気に戯れ、しれっと大団円を迎えるという…まぁ予想の範疇ですが、とても残念な展開になりまして… で、

先々々週辺りから結末を予想しつつ妄想していた私なりの最終回を、なんとなく書き綴ってみたら、割と結構な分量になったので、折角なのでブログに上げようと思いました。(;・∀・)

(そしてアニメ見てない人には解らないと思うので…作品解説とか無意味だったなとか今更思いつつ…)



(以下、私の考えたアニメC3部最終回)
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ゆらが明星サバゲ部を追い出されてから数日後…
明星で銃乱射事件が発生し、サバゲ部メンバーらが犠牲になる。
瀕死の重傷ながらも唯一生き残った部長の凛。
そのらは一人、危篤状態の凛のもとへ駆けつける。

その頃、ゆらに一人呼び出されたれんとは拘束され
廃工場に監禁される。
れんとを人質にC3部をおびき出すゆら。

カリラ「あの野郎!もう我慢ならねえ…!やってやろうぜ!」
八千代「いくらなんでも調子乗りすぎじゃんね」
ほのか「確かにこれはやり過ぎよね…でも、まずそのちゃんに知らせた方が…」
カリラ「いいって!ゆら公一匹、そのちゃんの手を借りるまでもねー!…これ以上、舐められてたまるかよ…!」

フル装備で廃工場に乗り込むC3部。
ほのか「カリラ、トラップがあるかもしれないわ…注意して!」
カリラ「わ、わかってるよ!」

工場奥で拘束されたれんとを発見。回収。
カリラ「なんだ…?ゆらの奴、どこに居やがるんだ?」
ほのか「もういいわ。れんちゃんも無事みたいだし、撤退しましょう!」

しかし、戻ってみると、入り口は堅く閉ざされていた!

「ようこそ、C3部の皆さん。さあ、戦争をしましょう。」

工場内にゆらの声が反響した。拡声器で話しているようだ。

カリラ「ゆら…!どこだ…!?出て来い!!」
ほのか「待って、カリラ。単独で動いてはだめ。
ツーマンセルで行きましょう。いい?第一の目的は
戦闘ではなく脱出よ。他に出口が無いか探しましょう。」
カリラ「…わかった。よし、じゃあ俺とれんとは向こうだ!」

薄暗い工場内を移動するほのかと八千代。
ほのか「…待って!誰か居る…!ゆらちゃん…?」

ゆら「ほのか先輩と八千代ちゃんかぁ…ハズレの雑魚グループだなぁ…クックック…」

八千代「Σな、なんだとー!?」

ゆら「まぁいっかぁ…肩慣らしにはちょうどいいかなぁ…」

ほのか「ゆらちゃん… どうしてこんなこと…みんな心配してたのよ?」

ゆら「どうして…?私、気付いちゃったんです…
私がしたいのは…本物の戦闘なんだって。
サバゲーなんていうごっこ遊びはもうウンザリなんです…フフフ…」

ほのか「ゆら…ちゃん…?」

パァン!!

カリラ「Σ今の音… まさか…」
れんと「銃声・・・?」
カリラ「向こうは…ほのかたちが…!!」

音の方へ向かうカリラ、れんと。
カリラ「八千代…!大丈夫か?!」
れんと「何があったんですか!?さっきの音は…」

八千代「ほのちゃんが… ほのちゃんが…!!」

「ひっとぉ~」

C3「Σ・・・!?」

ゆら「口の利けないほのちゃん先輩に代わって私がコールしてみました~ なんちゃってw」

れんと「ぇ…?」
カリラ「ゆら…てめえ…まさか… 嘘だろ… 」

ゆら「まさか…? ええ、そのまさかですよ… 言ったでしょ?本気で来いって…」
れんと「そんな… どうして…」
八千代「ヒック… この…人殺し…!!」
カリラ「ゆら公… てめぇ…どこまで腐ってやがんだぁあ!!!」
れんと「ダメです!カリちゃん先輩!
ゆらちゃんが持ってるのは本物の銃です!
逃げましょう!!早く!!」
カリラ「くっ・・・・!!」

ゆら「クックック… 逃げられませんよ…」

逃げるC3部。
カリラ「そうだ…!電話だ!警察に…」
れんと「ダメです…電波が…」
八千代「どこか出口探さないと…」
カリラ「しかし、ゆらの野郎、どこで実銃なんか…」
れんと「私たちはエアガンだけ…これじゃ勝てるわけないです…」

八千代「…いや、勝てるよ!」

カリ&れん「ぇ…?」

八千代はバッグから別の銃を取り出し、組み立てる。

カリラ「お前…まさか、それ…」
れんと「本物…?」
八千代「本物じゃないけど…、
改造して威力を上げたスナイパーライフルだよ!
いざってときのために持ってきたんだ!」
れんと「いざってときって…」
八千代「さすがに実銃には及ばないけど、射程も精度もエアガンとは段違い…!アルミ缶5つ貫通できる高威力だよ!これで目を狙えば、ゴーグルをぶち抜いて失明させることだってできる…!眉間やコメカミを狙えば殺すことだって…!!」
カリラ「ま、マジか… やべえな…(ゴクリ)…。ん、待てよ…まさか、
違法改造銃でそのちゃんを狙撃したのって…」
八千代「あ、あれは違くて…、調子に乗ってたゆらをちょっと脅かしたかっただけなの…。まさかそのちゃんが怪我するなんて…」
れんと「その話はまた後でしましょう。今は…」
カリラ「そうだな…こうなったらもう八千代の銃に頼るしかねえ…!やってやろうぜ!」
八千代「ゆら、今度は外さない…この手で、ほのちゃんの仇を・・・!」

散開するC3部。
カリラ「出て来い!ゆら公!!俺と勝負だ!!」
ゆら「実弾相手でも威勢がいいですね、カリちゃん先輩…
その無謀とも言えるクソ度胸、称賛に値しますよ…でもね…」

バン!バン!!

カリラ「Σぐあっ…!!」
左腕上腕に被弾するカリラ。

ゆら「そうそう…バカは早死にするんですよ…いつになったら覚えるんですか?」
カリラ「くっそ・・・!」
ゆら「ほら先輩、HITコールが聞こえませんよ~?」
カリラ「くたばれ…クソゆらが…!」

バン!

カリラ「Σぎゃあああああ!!!」
左腕前腕に被弾するカリラ。

ゆら「フフフ… 2発目も使えない左腕にしといてあげましたよ。
これならまだ戦えるでしょ?
簡単に殺したらつまらないですからね…w」

カリラ「くっ…痛ってぇ…畜生・・・・!!」

ゆら「さあどうするんです?まだやるならさっさと立ってくださいよ…
それともバカは死ななきゃ治りませんかぁ~?」

ゆらが銃口をカリラに向ける。

カリラ「へっ…バカは…… てめえの方だ!!!」

バシュッ!!!

ゆら「Σぐぎゃああああああああ!!!!!!!!」

八千代「やった!!!」

八千代の弾丸がゆらの左目にHIT!!

カリラ「くっそぅ…遅っせえよ…!だがよくやった!!」
八千代「ほらツラ見せろ…!もう1コの目ン玉もぶっ潰してやるじゃんね…! ぇ…?」

ゆらは俯いたまま八千代の方に腕を伸ばし、発砲した!

八千代「ぎゃっ・・・・!?」
右肺を貫かれる八千代。

カリラ「Σ八千代ぉーーー!!!」

八千代「どうして… 見えない、はず…なのに…なんで…げほっ…!」

ゆら「的は狙わずとも…射手が充実していれば、弾は…当たる…!」

二発目の銃弾が八千代の脳天を撃ち抜いた。

カリラ「八千代…!!ゆら…てめえ…ぶっ殺してやる…!!!」
ゆら「おっと、こっちのクソがまだ片付いてませんでしたね…」


バババババババ…!

ゆら「Σ痛たっ…!!」
カリラ「れんと…!」

ゆらに機銃掃射を浴びせつつ、突撃するれんと。

れんと「逃げてください!カリちゃん先輩!!」
カリラ「でも…!」
れんと「早く!!!」
カリラ「くっ・・・!」

走るカリラ。

れんと「ゆらちゃん…もうこんなこと…やめてください!!」

ババババババ…!!!

ゆら「くっ・・・うっぜえんだよ!このメス豚がああ!!!」

走り行くカリラの背後で何発かの銃声が鳴った。
カリラ「Σれんと・・・くっ…すまねえ…!!」
涙を拭い、走るカリラ。


ゆら「Σいっ… はぁ…はぁ… 大丈夫… 右目は…まだ生きてる…!」
左目を失ったゆらだが、右目はゴーグルの破片で瞼の上を少し切っただけだった。

ゆら「ふっふふ…今行きますよ…カリちゃん先ぱぁい…」


カリラ「はぁ…はぁ…、なんで外に出れねーんだよ…」
走りつかれて座り込むカリラ。

カリラ「俺…ここで死ぬのかな…(ぐすん…)」
絶望と共に、死んでいった仲間の姿がフラッシュバックした。
カリラ「みんな・・・(めそり…)」

カツン… カツン… 足音が迫ってきた…!

カリラ「Σ…!! (ゆら… )」

ゆら「どこですかぁ…カリちゃんせんぱぁ~い…?
コソコソ隠れるなんて、らしくありませんよぉ…?
私をぶっ殺すんじゃなかったんですかぁ~?」

カリラはガタガタ震える体を必死に抑え、足音が過ぎ去るよう祈った。
だが無情にも足音は徐々に大きくなり、やがてピタリと止んだ。
恐る恐る顔を上げると、目の前には凶器を手にした悪魔が不気味に微笑んでいた。

「見ぃ~つけたぁ~…w」

カリラ「た…すけ…て…・・・ 」(蚊の鳴くような声)


その時…!

カララ…小さな缶のようなものが二人の間に転がってきた!

「目を閉じろ!!」

ゆら&カリラ「(Σはっ…閃光弾?!)」
何者かの声に反応し、咄嗟に二人は強く目を閉じた。

次の瞬間、閃光弾のようなものからは光は出なかったが、
代わりに煙が噴出した。
辺り一面に煙が立ち込める。

「カリラ、こっちだ…!」
煙の中、その声の主に手を引かれて
カリラはその場を脱出した。

ゆら「ケホッ…ケホッ…!くっ…小癪な…!!」

やがて煙が晴れると、カリラの姿は消えていた。
ゆら「くそっ… どこに…!?」
辺りを見回すと、床面のマンホールの蓋が一つ開いていた。

ゆら「地下…!」

地下道を走る二人…
カリラ「はぁ…はぁ…、そのちゃん…?そのちゃんか?」
ソノラ「ああ私だ… 遅くなってすまない… 事情は凛から聴いたよ…」
カリラ「そっか… じゃあやっぱり明星を襲ったのも…、ってか、どうしてここが…?」
ソノラ「ほのかがメールで教えてくれた。…、他のみんなは…?」

立ち止まるカリラ。

カリラ「………」
ソノラ「…そうか …お前だけでも助かって…よかっ… 」
カリラ「うっ・・・・ぅぅ… そのちゃ… 俺… 」
ソノラ「今は…ここを出ることを考えよう…その怪我も早く手当てしないとな…」
カリラ「うん…」

「そのちゃんせんぱぁ~い?居るんですよねぇ?」
拡声器を通したゆらの声が遠く背後から聞こえてきた。

カリ&ソノ「ゆらっ・・・」

ゆら「フフフ…先輩…来てくれないかと思っちゃいましたよ…
せっかく来たんならぁ… 私と勝負しましょうよ…!」

ソノラ「……」
カリラ「そのちゃん…」

ゆら「先輩…その地下通路…臭いませんか?
下水の臭いじゃなくて、ほら、ガソリンの臭いですよ…!
私がこのルートに気付かないとでも思いましたぁ?ざーんね~んw
既にトラップは発動してるんですってw
10カウント以内に出てこないと…二人とも丸焼きになりますよ?」

カリラ「あいつ…ふざけやがって…」
ソノラ「…カリラ、このまま真っ直ぐ行けば、外に出られる…行け。」
カリラ「ぇ… そのちゃん… まさか…」
ソノラ「私は、ケジメをつけに行ってくる…じゃあな。」
カリラ「待って…!俺も…」
ソノラ「早く行け!! …C3部を、頼んだぞ。」
カリラ「Σ…!! …一人だけで…サバゲーが出来るかよっ!
帰ってこいよ!絶対に!!絶対だからな!!(うるる…)」
走り去るカリラ。

ソノラ「…さて、やるか…!」

ゆら「すりぃ~い…!つぅ~うぅぅうう?! わんんんんぬ!?!!GO!!G…」

ソノラ「待たせたな…ゆら…!」

ゆら「…やれやれ、やっとお出ましですか。
もうちょっとで点火するところでしたよ、まったく…」

ソノラ「ゆら…お前… なんでそうなっちまった…?」

ゆら「へ…?なんで…?なんでって…あなたがソレを言いますか?
あなたが私を変えたんです!撃ち合いの楽しさを教えてくれたのは!!
他でもない!あなたじゃないですかああああ!!!!!!」

ソノラ「…そうか、そうだな… 私のせい、かもな…」

ゆら「フフッ…でもね…いいんです… 私、そのちゃん先輩には
すっごく感謝してるんですよ… これが…これこそが本当の私なんです…
そのちゃん先輩や…C3部のみんな…それから、明星の人たちに
出会っていなければ、私は本当の自分に気付けなかった…
だからこれは…、みんなへの恩返しなんです…!!!」

ソノラ「それで…どうする?私も殺すのか?」

ゆら「殺す…?どうして…?
そんなわけ…ないじゃないですか… 私は、そのちゃん先輩と…
ガチで撃(や)り合いたいんですよ!!」

ゆらは持っていた二丁のグロックの片方をそのらの足元へ投げた。

ゆら「そのちゃん先輩、アメリカでは実銃を撃ってたんですよね?
おもちゃの銃しか知らない素人はヌル過ぎて相手になりませんからね…w」

そのらはグロックを拾い、マガジンを抜き取って弾を確認した。
ソノラ「ちゃんと弾入ってるんだな…なるほど、本気ってわけか…」

ゆら「見損なわないでください…!
空砲じゃありませんよ、ちゃんと実弾ですから…
さあ、これで心ゆくまで撃ち合いましょうか…フフフ…ああ、さっき殺さないって言いましたけど、結果的には殺すことになっちゃいますかね…今の私、全く負ける気しないんで…たとえ相手がそのちゃん先輩であっても・・・!」

ソノラ「大した自信だな、ゆら… 言うようになったじゃないか」
ゆら「おかげさまで…」

ソノラ「けど…折角だが、こいつは返す…!」
グロックをゆらに投げ返すそのら。

ゆら「!!・・・どういう…ことですか…?
まさか…怖気付いたんですか!? 鹿島そのらともあろう者が…!!
それとも何ですか…私じゃ相手にならないって言いたいんですか!!!!」

ソノラ「違う…落ち着けって…。私にはこいつがある…だからその銃は必要無いんだ…!」
そのらは両の手を後ろに回し、二丁拳銃を抜いた。

ゆら「!!… デザートイーグル…! 本物・・・?」

ソノラ「試してみるか? だが気をつけろよ…こいつは大口径だ。当たると痛てえぞ…!」

ゆらは武者震いを覚えた…
ゆら「先輩も本気なんですね… 嬉しいです…ゾクゾクしますよ…!!
そのちゃん先輩と一対一(サシ)で…実弾(ガチ)で殺り合えるなんて!!!
いいですよ…やりましょうよ…!!私たちの…戦争を!!」

ソノラ「へっ… やるしか…ないよな… ゆらッ!!」

ゆら「そのら先輩!!!!!」

ほぼ同時に互いの銃口が火を噴く!

相手の射撃を横っ飛びでかわしつつ、それぞれ近くの遮蔽物に身を隠した。

ゆら「フフ…フ…見える…見えますよ…先輩の弾丸の軌道が…!
先輩も私の弾の軌道…見えてるんですよね…?
フフ…私も辿り着いたんですよ…先輩と同じ戦場(ステージ)に!!!」

ソノラ「いや違う…ゆら…お前が見てるのは、幻だ…!!」

ゆら「Σはっ…!!」

危険を察知したゆらは咄嗟に身をかわした。
そのらの銃弾は壁を貫通し、ゆらの身体を掠めた!

ゆら「っ……!!」

ソノラ「気をつけろって言ったろ?こいつの威力を甘く見んなよ…!」

ゆら「ちっ…!!そっちこそ…調子に乗らないでください…!
余裕の先輩面も今日までです…!今日ここで私は先輩を倒して
更なる高みへと進むんです…!!!!」

ソノラ「私を倒して…それからどうするんだ?
もうお前の居場所は、どこにもないぞ…!」

ゆら「私の居場所なんて…最初からどこにも無かったんですよ…」

ソノラ「ゆら…?」

ゆら「居場所なんて…必要ない…!
私には…戦場(フィールド)さえあればいいんです!!
そのちゃんを倒して…その次は、警察でも…軍隊でも…!!!
そうです!私の戦場はずっと続いていくんです!!
最高じゃないですか!永久にサバゲーを愉しめるなんて…!!
これが私のランボー戦なんですよ!!!!」

ソノラ「なんだよ、ゆら…お前… 私やみんなから…
何一つ…学んでねーじゃねーか!!!」

壮絶な撃ち合いを展開する二人…!
だがお互い拮抗を破れない!

ゆらがそのらの頭上目掛けて何かを放り投げた。

ソノラ「Σっ…!?」

宙を舞ったマガジンがゆらの射撃によって空中分解し、
辺りにBB弾が飛び散った。

ソノラ「くそっ…!」

そのらが怯んだ一瞬の隙を狙い、ゆらが突撃!
慌てて体勢を立て直し、迎え撃つそのらだが、
刹那の攻防を制したのはゆらだった!

右手のデザートイーグルは銃弾に弾かれ、残った左の銃は
一気に間合いを詰めたゆらが蹴り一閃で弾き飛ばした。

ゆら「チェックメイトです!先輩…!!」

倒れたそのらに銃口を向け、ゆらは勝利を確信して言った。

ソノラ「…どうした、撃たないのか?まだ終わってないぞ…!」

ゆら「チッ… 最後の言葉くらい聞いてあげようと思ったのに…、
この期に及んでまだその余裕の態度…ムカつきますね…!
あなたは負けたんですよ…!この私に…!!
敗者は敗者らしく、惨めに命乞いでもしたらどうですか?」

ソノラ「なんだ、ゆら…勝ったつもりか?
前に私はお前に言ったよな?
サバゲーは一番楽しんだ者が勝者だって…。」

ゆら「は…?何言ってるんですか…?これは遊びじゃないんですよ…?
ハァ…結局先輩もその程度だったってことですか…?ガッカリですね…
もういいです先輩、じゃあ死んでください。さようなら。」

ゆらが引き金を絞る瞬間、そのらは身を翻し、銃弾を避けつつ、
ゆらの左側へ転がり込んだ。

ゆら「Σ左…?! 私の死角へ…!」

ゆらが振り向いた瞬間、
そのらは隠し持っていたエアガンでゆらの目を狙い撃った!

ゆら「Σぎゃああああああ!!!!くそがああああああ!!!!」

半狂乱のゆらは出鱈目に銃を乱射し、やがて撃ち尽くした。

ゆら「はっ…弾切れ…!」

ソノラ「終わりだ、銃を捨てろ…!」

ゆらの後頭部に銃を突きつけるそのら。

ゆら「…終わり?さっき自分で言ってましたよね?
相手を撃つまで終わりじゃないって…さっさと撃…」

バンッ!!

ゆら「Σぎゃあああ…!!!」

そのらはゆらの右足を撃った。
その場に倒れ込み、悶絶するゆら。

ソノラ「ヒット…だろ?ゲームオーバーだ。」

ゆら「足が…私の足がぁ…!!」

ソノラ「掠っただけだ…まともに当てたら足が吹っ飛んじまう。」

ゆら「どうして… 殺さないんですか…?!まだ終わりじゃ…」

ソノラ「私は… お前とは違う… もう終わりだ。 じゃあな…ゆら。」

背を向け立ち去るそのら。

ゆら「!!… 違うって…どういうことですか…?!
私の… 私の… 何がいけないって言うんですかあああ!!!!」

ソノラ「……」

ゆら「まだ…終わりじゃ…ない… まだ…!!」

銃をリロードし、去ってゆくそのらの背中に向けるゆら。
そのらは振り返らない。

ゆら「撃ちますよ…こっちを、向いてください…先輩…
まだ終わってない…!こっちを…こっちを向けええええ!!!!」

ソノラ「…なあ、ゆら。憶えてるか?
初めてみんなでゲームやったときのことを…」

ゆら「ぇ……」

ソノラ「あの時は楽しかったなぁ…」

ゆらの目から涙が溢れた…
そのまま振り返らず、そのらは去っていく…。

ゆら「ちくしょう… 畜生おおおおおお!!!!!!」

パァン!

背後で一発、銃声が鳴ったが、そのらは歩き続けた…

ソノラ「じゃあな…ゆら…。」


(数日後…)


【C3部部室】

在りし日の、皆で撮った写真を眺めるそのら。

カリラ「ぉ…そのちゃん…来てたのか…」
ソノラ「カリラ…、怪我の方はどうだ?」
カリラ「まだ痛てーけど…、ちゃんと治るってさ。へへ…w」
ソノラ「そっか…」
カリラ「……。その、治ったらさ、またやろうぜ…!」
ソノラ「…そうだな。」
カリラ「ああ、…いつまでも、落ち込んでられねーし…」

先生「鹿島さん、初瀬さん、警察の方が事情聴取に…」


【応接室】


ソノラ「ぇ…?全焼…?」

そのらが去った後、現場の廃工場で出火したらしく、
警察が駆けつけた頃には敷地全体が火の海だったとか。
地下道に撒かれた可燃物により、火の回りが早かったらしい。

カリラ「じゃあ、みんなの遺体は…」

警察「発見された遺体は3体で、現在身元確認中です…」

カリラ「くっ…みんな…!」

ソノラ「3体…?現場には、もう一人…」

警察「そう、君達の証言と一致しない。
そのときのことを、もう一度詳しく聴かせてくれないか?」

カリラ「そのちゃん…これって…」

ソノラ「・・・ゆら…!」


(ED:♪Shape My Story)
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おしまい\(^o^)/
[PR]
by Yosssinglink | 2013-09-22 16:52 | アニメ | Trackback | Comments(0)
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