『THE RING2』

Jホラーの傑作(?)、『リング』がハリウッドでリメイクされ、
遂には完全オリジナル脚本で続編が作られましたとさ。
そして監督はオリジナル版『リング』の中田秀夫監督。
同氏監督の作品『仄暗い水の底から』も『ダーク・ウォーター』というタイトルで
リメイクされます(予告編見ました)。
↑あ。コレは監督は別みたいですけどネ。

んで、本題ですが、
今回、生き延びた母子にまたまたサマラちゃんが憑いて廻ります。
サマラちゃんの狙いは息子に憑依しての転生…?
果たしてナオミ・ワッツはサマラちゃんの怨念から息子を救えるのか~?!

てなハナシです。

冒頭は御馴染み(?)、バカップル(失礼)が例のビデオで殺られるシーンから(笑)。

呪いはまだ終わっていなかったっ?!(爆)。

事件を知ったナオミ・ワッツ(いえ、役名はレイチェルです(笑))は
ビデオテープを焼却処分。しかし…!?


今回、まぁ、見所はいくつかありますが、私が一番気に入った(?)のは
クライマックスの井戸を登るサマラちゃんです(笑)。
フリーロッククライマーもSASUKEオールスターズも舌を巻く(ベタな表現)豪快なクライミング。
アレは実際に役者がやってるんでしょうか?それともCG?
どっちにしても見事です。
アレを演技指導したヒトもアッパレ。

それでわ、こっから先はネタバレ記事です。
(ご覧になる方は空白部分をドラッグしてください~。)


まぁ、ネタバレというか、ツッコミというか文句というか(爆)…。
個人的に「うーん…。」と思ったコトとかを(汗)。

今回は早々にビデオが処分されてしまい、そこからは例のルールが完全無視になってしまいます。
まぁ、前作とは違う展開を考えれば…ってコトなんでしょうか?
しかし、あのルールこそが『リング』そのものだったのに
今回のはただの幽霊話(?)ってカンジなんスよね…。
やっぱ「ビデオを見たら7日以内に…」とか、そういうルールが無いと
緊張感も無いし。
あ。緊張感と言えば、今回、母子がサマラちゃんに馴染み過ぎてて
コレまた緊張感ありません(笑)。
まぁ、サマラちゃんの秘密を探っていく展開だから、必然かも知れませんが、
ちょっと慣れ親しみ過ぎなんでない?
もう見てても「どーせ死なないし」っていう空気みたいなのが感じられて
全然ハラハラとかしません。
サマラちゃんが、近所の引き籠りがちな女の子とかに見えてくるんですけど(笑)。

あと、中盤、静か過ぎて眠気との闘いでした(オイ)。
この辺はやっぱり日本人監督のサガか…。
良く言えばトーンを抑えた演出なのかもですが、
たとえ人が死んだとしても、遠目には(?)全く何も起こっていないように見えるので困ります。
はっきり言ってこっちは眠いんです(いや、ただ寝不足なだけでわ…?)。
↑眠気を吹っ飛ばすくらいの吸引力が欲しいですね(ワガママですか?)。

それから中田監督お得意の水浸し演出も、さすがにもう飽きました(爆)。
もう不気味さというより、清涼感(笑)?
水がキレイ過ぎるのでわ…?

あ。あと、冒頭タイトルコールが無いので「…あれ?」って思いましたが
ラストに持ってきましたか。
まぁ、おもしろいですけど、コレって最近いろんなので見かける手法ですね。
この映画でやる意義もよく分かりませんが…?


つーカンジです。
私としては、もうちょい激しいのを希望。
『仄水』的な母子ドラマってカンジ。そーゆーの好きな方向けかな…?
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by YosssingLink | 2005-07-03 13:49 | 映画(△) | Comments(6)
Commented by SABI at 2005-07-04 09:32 x
んでは、ここが、誰も入ってないので、使用。(トイレかよ)
リングは、私は、初めて見たテレビ版のだけ、面白さを感じたと思います。
科学のもたらしたアイテム(ビデオ)に非科学の幽霊という取り合わせとか、その・・・「何日以内に」というルールとか、、その要因とか、設定がしっかりしていたので。
でも、そのパターンって一回知ってしまうともう駄目なんですよね。
ホラーって、設定の良さも大事ですが、それと同時にいつも斬新さがないと、弱い感じになるんですよね・・・。
結局、そのリングは、そのへんのエンタ意識で、ルールを壊しちゃうハメになっちゃったのではないですか?
ルール壊すくらいなら、全く別の話を創った方がいいんですがね・・・。

プロのホラー漫画家の作品とかの場合は「灰暗い・・」みたいな、ひっぱりだらけの眠い展開を引きずっても飛ばし読みされるだけなので、斬新な着想と真新しい絵図を何度も見せようと工夫するんですがね。

Commented by SABI at 2005-07-04 09:36 x
なんか「呪怨」の監督が俺様的に「ハリウッド版呪怨」の脚本にケチつけてるのをドキュメント番組とか見ましたけど・・・。
ハリウッドで当たったのは彼らの感性にとっては斬新だったからってだけなんですが・・・。日本ホラーのあのオチのつかない感じは、まもなく飽きられるだろうと・・。(韓国とかじゃ全然ダメだし)

なんか、下にちらっと書いた愚痴めいた事につながるんですが、邦画っていつも、(サムライ映画とか)、日本古来の空気をウリにして世界に注目されるんですが、日本の監督は注目されたってだけで、オノレのセンスを100%と信じ込み、同じ演出ばかり繰り返すんですよねぇ・・・。
そして下は文句があっても忍び難きを忍んでそれに従う。
邦画界を見てると、オリジナリティーを出すより人のマネをしたり、反復する事が得意で、理不尽な主従関係にも美徳として耐える日本人の性格が重なりますよ。
Commented by YosssingLink at 2005-07-04 20:08
SABIさん、ちわ~ス。
まぁ、コレは続編の宿命というか、試練というか…、
前作の評価が大きいほど、続編が望まれ、
同時に超えるのが難しいという…、まぁ当然と言えば当然。
今回、サマラちゃんのナゾを解明していく方向にいったわけですが、
もしも、シリーズとして継続していく可能性を残す気があるのだとしたら(無いのかも…?)
結論を急ぎ過ぎなんじゃなかろうか…、と思いました。
やっぱ都市伝説の基本は謎とルールなので。
謎は謎じゃなくなったらもう怖くないんですよね。
トイレの花子さんにしても口裂け女にしても牛の刻参りにしても、
理屈抜きの絶対のルールと理不尽な恐怖…って、ソレとはちょっと次元が違いますか…(汗)。
ま、とにかく、解明したらもうネタ終了。
サマラちゃんだって、もしかしたらヴァンパイアや狼男のよーに、永遠に語り継がれる都市伝説(?)とゆーか、ホラー界のスタンダードな素材になり得たかも…ならんでいいですか?
まぁ、せめてジェイソンやフレディくらいには…。
(つづく)
Commented by YosssingLink at 2005-07-04 20:10
(つづき)
…なんか、書いてて何が言いたいのかよく分かりませんが(笑)…、
まぁ、仮に私がリングの続編を作るとしたら、やっぱ『サマラin NY』ですね(爆)。
いや、やっぱりこの場合、王道が一番イイんですって(ホントかよ)!
何者かの手によって、全米にテープがばら撒かれる、もしくは電波ジャックによってビデオ映像が
全米のお茶の間に…。。。
うわーっ!こっちの方が断然観たいっ!!(アホ)
これぞ続編成功のセオリー!(うそくせー)
(まだ続く)
Commented by YosssingLink at 2005-07-04 20:10
(つづき)
んで、『呪怨』はビデオ版以外は全部観ましたが、…んで、そのドキュメント番組も見ましたが(笑)、
なんか、あの監督(清水崇)とプロデューサー?、えらい強気でしたよねぇ…。
一体、何がそうさせるのか…?よくもまぁ、あんだけ上からモノが言えるなぁ…と思ったデス。
まぁ、独自の芸術論があるんでしょうけど、少なくとも万人に通用する映画作りのノウハウに関しては
ハリウッドにゃ敵いませんて。興行ビジネスとして積み重ねてきたモノの厚みも質も全然違うんスから。
しかも米向けに作ろうってのに、やってることは全く同じ。
特にハリウッド版『呪怨』なんか、何もかも原版と同じで思いっ切り焼き直しじゃんスか。
当たったのがおかしいくらいですよ。(多分、皆、流されて観に行っただけ。ゆえに次はきっとコケる!)

うーむ、邦画ダメダメ論を唱え始めたらキリがないわ…(汗)。
とにかく邦画は「映画は芸術」だと勘違いしている(と思う)。
興味無い人も引っ張り込むくらいじゃあないとネ。
(まだまだ続く)
Commented by YosssingLink at 2005-07-04 20:11
(つづき)
あ。日本映画界は監督の下に助監督として何年も下積みしないと撮らせてもらえないって
随分前に聞いたことがあるのですが、今もそうなんですかね?
寿司職人かよっ!?ってカンジですね。
そりゃみんな漫画&アニメに走りますよ(爆)。
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