人気ブログランキング | 話題のタグを見る

連ドラ『女王の教室』

昨日、『エンタの神様』を見ようと思ったら、
ドラマ『女王の教室』の第1話が野球延長&拡大版で食い込んでたので
途中からですが、そのまま見てました。

小学6年の教室が舞台で、天海祐希が物静かだが冷徹な鬼教師を演じるというドラマでした。
先生は成績のいい子をあからさまに贔屓し、成績の悪い子は雑用係に任命!
優遇されたければ成績で示せ!という理に適った方針(笑)。

先生はひたすら無情ですが、言うコトは一理あります。
こういう設定の場合、最初は先生が悪者でも、徐々に歩み寄ってったりするものですが、
1話目の後半のみを見る限り、先生は徹底的に悪の存在のようです。

終わり際、主人公?の女子が、テスト勉強に集中しすぎて、休み時間にトイレに行きそびれてしまい、テスト中に限界が来て、先生に「トイレ行っていいですか?」と言うのですが、先生は「言ったはずです。テスト中のトイレは禁止。行きたければテストを放棄して行きなさい。」というオニの裁定(?)。
動けず困っていると、一番成績のいい女子が
「先生、それじゃ単なるイジメじゃないですか!」
と、助け舟を出します。すると先生は
「ならあなたが連れて行きなさい。テストを放棄して。」
「分かりました。」

そして、成績優秀で目をかけられていたその女子は、雑用係に転落。

「今後、私に逆らったら雑用係です。」(どーん!)

↑とまぁ、こんなカンジで。
コレはちょっと面白そうかも…?
次回も見てみようかな…?

そう思った矢先、エンドロールに入ったのですが、
バックの映像は、教壇に立つ鬼教師、天海祐希が撮影を終えて周りのスタッフにお疲れでしたー、とお辞儀をしながらはけて行く…、そして衣装から普段着に着替えて現場を去った後、ナゼか皆(誰?)と一緒にハツラツとした笑顔でダンスを踊るという、あれれ?なエンディングでした。

↑この演出…察するに
「ドラマでは冷酷な鬼を演じていますが、女優天海祐希はホントはそんな冷たい人間じゃないんですよ?こーいう爽やかな一面もあるんですよ~?」

というアピール?

ですが、私はこの姑息な根回しに逆に失望しました(爆)。

コレって、言ってみれば、
特撮ヒーローやサンリオとかのファンシーキャラが着ぐるみを脱ぐのと同じコトですよね?
しかも、本編が終わった直後に同じ枠内で…!

いや、ドラマの出演者が他のトーク番組とかでハナシをするのは全然構わんのですけど、ドラマの最中に…余韻冷めやらぬ内に…しかもまだ一話目が終わったばかりなのに、やめてくださいよ!(爆)
毎週いちいちリセットさせる気ですか?!

私は悪役を巧みに演じられる俳優にリスペクトなのですが、
コレはちょっといただけません。
ドラマの中では悪に徹してくださいよー。
視聴者に憎まれるくらいの方が役者冥利に尽きるってもんでしょう?(そうか?)
何、好感度気にしてんスかっ?!
「私の演技力を持ってすれば、ホントに悪い人に見えちゃうから嫌われないか心配だわ~。」
っていうオゴリすら感じられて逆にイメージダウンですよ!(考え過ぎ?)

↑まぁ、演出の真意は知らないし、本人の意思が絡んでるかどーかも分かりませんけどネ(笑)。

というワケで、『女王の教室』要チェックです(爆)。
by YosssingLink | 2005-07-03 18:42 | TVドラマ
<< ヘンなTBが立て続けに…汗 笑点大喜利で「ヒロシです」 >>