退治屋カレンダー絵メイキング(もどき)

コミックアジトで交流のあるネ友さん達が中心で作られている
コミックサイト退治屋稼業の06年度カレンダー企画用の絵を描きました。
(※詳細はサイト参照でよろしくス。)

んで、そのメイキングのよーなものを…
つっても、途中経過の記録とかは一切取ってないので
メイキングを装った追憶(?)です(笑)。

ちなみに、作業はほとんどコミックスタジオ(略してコミスタ)で
行ってます。最後の色調・サイズ調整のみフォトショ…という手順が
最近の私の主流です。


んで、絵柄ですが、
ワタクシは6月生まれだったので、6月の絵を描かせてもらうことにしましたヨ。

6月といえば梅雨…ってコトで、雨に打たれる御三方の図が
真っ先に浮かんじまったので、ソレで逝くコトに。。。

んでは、手順を以下に…。

c0006445_0342845.jpg(1)まず、鉛筆ツールでアタリ。
座ってるカイザーさん。


c0006445_0362682.jpg(2)別レイヤーで隣に座るミーナさん。
カイザーさんの左足で胸から下はほとんど隠れてしまいまス。
あらら…(汗)。


c0006445_04027.jpg(3)更に別レイヤーで、背後に立つフェイスさん。
…と、ココに来て、ちょっと困ったコトに…。
水平な地面に立ってるとしたら、フェイスさんはもっと背が高くなくてはならんのですけど、
そうすると構図が偏ってしまうし、規定の図枠が正方形なので、そこに収めようとすると、人物が小さくなるし余白が多くなるし…。
そんなワケで、手前の足場にはガレキのよーなモノを描いて、
フェイスさんの立ってる場所は手前よりも一段低いんだというコトにして、とりあえず自分自身は納得させました(笑)。
見てる人は多分納得してはくれないだろうけど、大目には見てくれるだろうと期待しつつ(笑)。。。


c0006445_0404660.jpg(4)大道具小道具には3D素材を使います。
タイヤは素材集の自衛隊装甲車のを使いました。
アタリに合わせて配置します。


c0006445_0411850.jpg(5)各アタリを下敷きに、別レイヤーで大まかな下描き。
重なって見えない線とかを除いた体のラインを見やすいようにまとめます。


c0006445_0415314.jpg(6)その下描き線を元に、別レイヤーでディティールまで描き込みます。
日本刀デカいなぁ(爆)…。。。特注なんですよ、きっと(笑)。


c0006445_0422581.jpg(7)んで、今度はペン入れ。


c0006445_0425249.gif(8)人物、小道具それぞれの選択範囲レイヤーを作成。
後々、いろんなとこで使いますので。
人物は背景が透けないように、別レイヤーで白く塗り潰します(白抜き)。
この「白抜きレイヤー」と「ペン入れレイヤー」の間に着色用レイヤー(後述)を置きます。


c0006445_0432526.gif(9)ペン入れとは別レイヤーで、鉛筆ツールで陰影を描きます。
コレはグラデーションツール(後述)できっちり陰影を付けた後は無い方が見栄えがいい…のかも知れません…が、
こういうのを先に描いておくと、グラデで陰影を付ける際にも目安になってやりやすいです。
…というか、あわよくばコレで済まそうなんて思ってましたが(笑)
結局グラデツールで陰影付けました(後述)。


c0006445_0434784.gif(10)キャラのベース色をベタ塗りします。


c0006445_0441725.gif(11)カイザーさんのタトゥーを別レイヤーで描きます。
チラっとしか見えてませんけど…。。。
柄はなんだかハッキリと決められてないっぽいので(爆)、手持ちの資料TATTOO STYLE BOOKを参考に「トライバル(部族系)」という種のを真似てテキトーに。
私の好きな映画フロム・ダスク・ティル・ドーンで主役のジョージ・クルーニーが左腕から首にかけて施してたのもソレでした。
サンデーGXに連載中の漫画ブラック・ラグーンのレヴィが右肩に入れてるのは多分ソレのオマージュと思われます。(余談満載)


c0006445_0445627.jpg(12)別レイヤーで血糊を描きます。スプラッター(笑)。
戦い疲れて休んでるトコです。


c0006445_045283.jpg(13)別レイヤーで影を付けます。
以前も解説した楕円グラデツールを使った陰影技法ですが、そのときの手順でやってた体の部位ごとに選択範囲を区切る工程はあれ以来やってません。
薄く小さく塗り重ねていけば、なくても出来るので。
どっちがめんどいかは…どっちもどっちかな(汗)…。

ちなみに人物は主線を茶色っぽくしてるので、それに合わせて影も茶色っぽくしてます。
タイヤや小道具、地面の影は別レイヤーで黒です。
結果的にコレで温度差が出たかと(結果論?)。。。


c0006445_0455537.jpg(14)続いて別レイヤーでハイライトを入れます。
要領は影と同じです。
重なってる部分や鋭角な凹凸は光と影の濃淡差を強めにしてます。
遠近感や立体感を出すためらしいです。


c0006445_0462448.jpg(15)んで、カイザーさんはこともあろうに白いTシャツを着てらっしゃるので、
ソレで雨が降ってるとなったらもう、透けさせるしかないじゃないですか(笑)。
コレが女子絵だったら喜び勇んで取り掛かるところですが(涙)…。
「透け肌レイヤー」を泣く泣く用意します(笑)。


c0006445_0465268.jpg(16)塗り手順は陰影の時と同じです。
シワの無い部分が密着してる部分ですので、ソコを塗りましょう。
「オトコのシャツが透けてて楽しいかっ?!楽しいのかっ!!?」
などと自問自答しながら塗ってました。
次回はぜひとも♀を…(悲願)。。。

あ。そういえば乳首が(笑)…いや、そこまでやる義理は(爆)。。。


c0006445_0471643.jpg(17)人物がほぼ出来たところで、今度は背景。
イメージしてた廃工場は…写真使ってます(爆)。
ネットでヨイ写真を見つけたのでソレを拝借。
モノクロで取り込んで配置します。


c0006445_0474188.jpg(18)要らない部分をトリミング。
焦げ茶っぽい色にします。


c0006445_048753.jpg(19)同じ要領で空の写真を取り込んで配置。
雨なのでどんよりした紫色に。
地面はグラデーションで繋ぎ目をごまかしつつ、足元にはガレキをテキトーに。。。
そして全体に「ぼかし(ガウス)」で遠景っぽさを演出。


c0006445_0483024.jpg(20)んで、人物と合わせます。
足元は結果、カットされるのですが、ちょっと明る過ぎますね…。
全体的にも、もうちょい暗めがいいかな…?


c0006445_0485852.jpg(21)てなワケで、別レイヤーで全体に暗色グラデを掛けます。
足元に向かって濃くなっていく楕円グラデです。


c0006445_0502322.jpg(22)背景もほぼ出来たところで、次に雨を描きます。
薄水色半透明(70%くらい?)のレイヤーを最上面に作り、鉛筆ツールの「線補正」をMAXにしてフリーハンドでシャシャッと描きまくります。
「入り」「抜き」設定はお好みで。
「入り」の数値を高めに「抜き」は無しにすると雨っぽいかも知れません。


c0006445_0505087.jpg(23)次に、前景と背景の間にグレートーンレイヤーを作り、選択範囲レイヤーで人物&小道具の輪郭を抽出して適度に拡張して白(濃度適量)で塗り潰します。
そして、ぼかし(ガウス)で縁をぼやけたカンジに。。。


c0006445_0511751.jpg(24)んで、前景と雨を表示。
雨滴が弾かれてるカンジを演出。


c0006445_0514172.jpg(25)最後にロゴとサインを入れて完成~?
けっこうロゴ選びに迷うんですよねぇ。。。(余談)
コミスタでの作業はここまでですが、このあとフォトショで色調整やサイズ調整、日付入れたりとかします。



お疲れ~。
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by YosssingLink | 2005-12-31 01:12 | イラスト
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