『キングコング』

コレ観に行ったのは元日でしたが、ヴォリューミーな内容ゆえに
レビューを纏めきれず、長いこと放置してしまいました(汗)。
やっぱ観た直後にレビューしないとダメですね(凹)…。

あの『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソン監督が
自身が映画監督を志す切っ掛けになった作品ということで、
全身全霊でリメイクに臨んだ今作。
『キングコング』は確か、一度リメイクされており、
今作は2度目のリメイクってコトになるんですかね…?
モノクロのオリジナル版は見たことないんですけど、
1度目のリメイク版は見た記憶があります。
とはいえ、どんなのだったかはもう忘れましたけどネ(笑)。

オリジナル版のコングはコマ撮りで撮影されており、
1度目のリメイク版では出てこなかった恐竜とかも出てたらしいですね。
当時としてはその特撮が画期的だったらしく、
その後の特撮映画に多大なる影響をもたらしたのだとか…?
言わば、今回のリメイクもその余波ってコトになるんでしょうか?
さすがに今更オリジナルを観ようとは思わんのですけど、
旧リメイク版しか知らない(しかもうろ覚えの)私にとっては
まぁ新鮮というか、いやそうでなくても、とにかくスゴかったです!
VFXがスゴかったのは勿論のこと、ダイナミックな絵作りが
見事というか圧巻というか…!
フィールド一面を俯瞰で舐める映し方は『指輪』でも御馴染みの
Pジャクソン節(?)ですが、今回はそれだけでなく、
随所に迫力満点のカメラワークがこれでもかと盛り込まれていて
興奮の連続!

序盤は1時間くらいは地味なんだけど…(長っ)。

いや、そうなんですよ…、
この映画、188分(3時間超!)もありまして、
『指輪』もとにかく長くて、正直アレは退屈でしたけど、
今回の『キングコング』は退屈はしませんでしたが、
どうしてこんなに長いのか…?!
不必要に長い気がしましたが指輪のように退屈はしませんでした。

しかし、こんだけ長い尺で撮らせてもらえたのも
やっぱ指輪の成功あってこそなんだろうけど…
ソレも含めてかなり監督本位だよなぁ…この映画。。。
ここまで監督のワガママ(?)って通用するもんなのか…
まぁ、結果的に今回のは良かったけど…。。。


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↑ところでナオミ・ワッツの相手役を演じる俳優、『戦場のピアニスト』
でもお馴染みの彼(左)の名前が思い出せず、鑑賞中悶々としておりました。
そしてその彼、エイドリアン・ブロディー(左)は
しりあがり寿の絵(右)に似てると思いました(笑)。


↑少し話が逸れましたが…もとい、
そんなワケで、メインイベントの舞台、髑髏島(スカルアイランド)
に一行が辿り着くまでの、いわば前フリでさえ、やたらに長いです。
疲れていたら眠ってしまいそうなのですが、
序盤の見所としては大枚はたいて再現されたであろう
レトロなNYの街並みですネ。

そういった時代背景に合わせてか、
OPタイトルがコレまた地味レトロ。
「あれ?見る映画間違えた?」なんて思ってしまいます(嘘)。
そんなこんなで、序盤はセットや衣装は勿論、
脚本や演出までも古めかしいカンジで進行していきます(笑)。
今にして思えば、コレは後の派手派手しい演出とのギャップを生むための
布石だったのかもしれません。

そしてよーやく船が島に着いた途端に雰囲気がガラリと変わります。
そーです。『指輪』をご覧になった方なら御馴染みの
Pジャクソン節のオンパレード!
船が島の沿岸の岩場で荒波に揉まれて右往左往する場面を
お得意のダイナミックなカメラワークで描くところから始まり、
島の原住民の逝き過ぎたグロさは『指輪』のグールや
氏の最高傑作(笑)『ブレインデッド』の面影が…。
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↑イキ過ぎ原住民の皆さん(笑)。
「トレコング(?)」はおばあちゃんの流行語らしい…。



しかし、ソレらは文字通り序の口に過ぎず、
コングにさらわれたアン(ナオミ・ワッツ)救出に
島の奥地に向かう一行の前には恐竜は襲い来るわ
巨大昆虫は群がるわ巨大コウモリは飛来するわのお祭り騒ぎ!

見所は巨大ゴリラだけかと思いきや、オマケがスゴ過ぎるって!

特にブロントサウルス(?)の暴走から始まるアクションの連続は圧巻です。
やや漫画的な無茶さがありますが、それゆえにリアリティーを重視した
『ジュラシックパーク』などとはまた違ったダイナミックな演出で迫力満点です。
遠近俯瞰煽りを自在に駆使したカメラワークも『指輪』からさらに磨きがかかり、
まさにアトラクション感覚!非常にオイシイ場面のオンパレード!
食べ放題です(笑)!

NYに戻ってからも市街での暴走、エンパイア・ステートビル頂上での
複葉機とのバトルなど最後まで見所満載!
お腹一杯!大満足でございます(笑)。
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↑生贄として吊るされたナオミ・ワッツを強引にもぎ取るコング氏(笑)。


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↑萌えフィギュアゲット~♪喜びのあまりブン回すコング氏(笑)。
ナオミたんフィギュアに掛かるGは相当なものと思われ。




大迫力のヴィジュアルとダイナミックなカメラワーク!
コレだけで観る価値は十二分ですが、勿論ツッコミどころも満載でしたので(笑)
次にその辺を列挙してみたいと思います。

どこかで既に語られているかと思われますが、
ナオミ・ワッツ演じるアンになぜか執着し偏愛し続けるコングは
フィギュア萌えヲタクに通ずるモノを感じさせます(笑)。
特にNYストリートでアンを探して金髪女性を物色して回る場面など、
アキバで限定美少女フィギュアを探して回る
Aボーイそのものじゃないですかっ(爆)!

つーか、そもそもなんでそんなにアン嬢に執着するのか、
その理由が薄弱なんですよっ。

なぜなら萌えるからですか?! ならばOK(爆)!

そう言ってしまえるほど、
フィギュア萌えの心理に訴える何かが確実にありました(笑)。
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↑こういうシーンがあるかと思いきや、ありませんでした(当たり前だ)。



しかし、マジメな話(笑)、コングだけでなく、皆が皆、アンに執着し過ぎです。
島の原住民は、わざわざ船に忍び込んでまでアンを拉致りに来るし、
金で雇われただけの船員たちも、命の危険を顧みずにアンひとりを助けに行くし、
ティラノサウルスたちも他に獲物ならいくらでもあるだろうにアンを追い回して
コングに返り討ちにされてるし…。
全てにおいて動機が弱い!なんでそこまでしてアンなんですかっ?!

萌えるからですかっ?!ならばGJ(爆)!!

なんつって。
まぁ、そのいきさつを丁寧に描いて、これ以上長くなってもアレですからね。
ストーリーなど二の次的な映画なので、許容範囲内です。

んで、アンは随所でコングを庇いはするものの、
最終的にコングは死に、当然ながらアンは人間の♂とくっ付いて終わります。

(ビル頂上で、わざわざ梯子を昇って結局足手纏いになったり、
複葉機の前に立ちふさがって「撃たないで!」とか言うのは
正直ウザかったです:爆)

というか、最初から恋愛対象には成り得て無いってコトですな。
当然ですネ。コングの一方的な片想いですネ。
キモカワイイ♪などと持てはやされたからといって
付き合ってくれるワケではないですよネ。
結局最後はイイ男に持ってかれてしまうのネ(涙)。

やっぱりAボーイそのものじゃあないですかっ(爆)!
エンディングはサンボマスターに熱唱願いたかった(笑)!

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by YosssingLink | 2006-02-07 23:47 | 映画(◎)
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