『サウンド・オブ・サンダー』


タイムパラドックスバリバリ全開(爆)!
今時珍しいかもしれない、王道的なタイムトラベル系SFです。

2055年、タイム・サファリ社はタイムトラベル技術を使って
富裕層相手に恐竜狩りツアーを売りにしていた。
「過去の歴史に関与すれば、
些細な事でも後世に激変をもたらす恐れがある」
という開発者の警告も無視し、目先の利益に走る企業。
会社側は「過去に何も残さず、何も持ち帰らない」
というルールさえ守れば安全だと主張。
だが、ツアー先での小さなアクシデントによって、
未来の生態系、生物進化は大きく塗り変えられる…。

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まぁ、タイムトラベルモノですが、
違うモノだと思った方がいいかも知れません(笑)。
この手のジャンルにはいわゆるタイムパラドックスが付いて回るわけですが、
この映画に関しては、そのへんの事情については
吹っ切れてるカンジがしました。
「どうせパラドックスは否めないんだし、細かいコトはいいじゃん」的な(笑)。

そのせいか、
劇中の皆さんはかなり怪しい仮説を基に確信的に突き進んでいきます。
「こうすれば未来に影響は無い」「こうすれば全て元通りになる」
って、どこからそんな自信が…?
まるで「台本通り進行してますから」的な態度(笑)。
特にTAMI(時空間転移システム?)を開発した女性科学者は
あまりにも状況を把握出来過ぎてます。

まぁ、そうでなきゃ、話が進まないんですけどね…(汗)。

「時空の波(?)」っていう設定も…説得力や信憑性に乏しいカンジ…
いえ、実際どうなのかは知りませんが…
どっちかっていうとファンタジーですね。

それから、タイムトラベル技術を利用した恐竜狩りツアーですが、
厳重管理で行ってるにしても、全ての面においてあまりにもリスキー。
まぁ、航空旅客機や将来の宇宙旅行だって、過去から見れば
リスキー極まりないのかもしれませんが、
歴史干渉の危機なんか特にそうですけど、一個人としても命懸け過ぎるし。
まぁ、そのスリルが売りなのかな…?
それにそうでなきゃ、話が始まらないし(笑)。

あと、ストーリーとは関係無いんですけど、なんとも悼ましかったのが、
屋外で未来の街並みの中を歩くシーンが、
前世紀を思わせるほどバレバレの合成だったことです(爆)。
なんでかしら(汗)…、多分、環境光のマッチングが出来てないんだろうな…。
ちょっと懐かしい映像でした(笑)。
そういう部分で言えば、恐竜のCGもしょぼかった…
動きも質感もCG丸出しでした(笑)。
他のクリーチャー等はそんなに悪くなかったんですけどね。

まぁ、そうですね…言うなれば久々のB級大作でした(爆)。
そういうモノとしては結構楽しめたかもしれません。
CGクリーチャーとかも個人的には結構好きなので。

良くも悪くもいろんな意味でダメダメな映画でしたけどね(笑)。
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by YosssingLink | 2006-04-05 20:35 | 映画(△) | Trackback | Comments(2)
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Commented by marine7marine at 2006-04-05 21:50
これってさ、原作がファンタジー小説の巨匠レイ.ブラッドベリの短編「雷のような音」なんですよね。
原作はタイムトラベルを題材にしているんだけど、まーファンタジイですよまるっきり。
恐竜狩りから帰ってきたら、大統領が違う人になっていて、なんでだー?ということになって、勝手な行動をしたツアーの参加者の靴の裏にチョウチョだったか、ガの死骸がくっついていてそのせいで歴史が変わっちゃったとわかるんです。
そのあとに「雷のような音がした」という一言で終わります。
タイムトラベルの添乗員に拳銃で射殺されたと言うことを暗示しているんですね。
予告編を見ると映画はこのあとに起きる天変地異まで描いて一大スペクタクルになっているようですね。
わざわざブラッドベリを原作に使わなくてもいいような気がしました。

え?
レイ.ブラッドベリの世界を完全映画化?
ブラッドベリの世界じゃないですよね。
あの原作によけいなものをくっつけすぎという作品になっているような気がします。
見てないのでなんとも言えないですけど(じゃ、言うなよ)
Commented by YosssingLink at 2006-04-06 00:34
まりねさん、ちわ~ス。
例によって、私は原作は読んでませんので、あくまでも映画単体でのレビューです。
原作はどうか知りませんけど、映画の方は見るからにSFの体裁ですので、どうしても科学的な考証云々などは多少なりとも気に掛かりますね。
まぁ、冒頭は科学的っぽい話を交えつつも、途中から怪しくなってくるので、そういう映画なんだと割り切って観れますが。

まぁ、ヘンテコなモンスターがウヨウヨ出てくる映画としてソコソコ楽しめました(笑)。
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