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『DEATH NOTE the Last name(後編)』

公開直後に劇場まで足を運んだものの…あまりの混み様で、
「別に並んでまで観たいワケじゃないっっ!!」
と、その日は観ずに帰って、んで、遅ればせながら
昨日、観て来ましたコレ。



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原作とは違う結末ということで、話題にもなっておりますが、
そのオチは…「ぁぁー。なるほど…そう来ましたか…。。。」
ってカンジ…(?)。

まぁ、なかなか面白いパターンで、こういうのもアリかも…
と、ちょっと思ったんですけど、直後にいろいろと
ツッコミどころが見えてきて…まぁ、結果オーライだけど、
あまり計画的とは思えないカンジでもあったり…。
まぁ、終わり方としては、こっちの方が美しい(?)のかも…?

計画的ではない…といえば、前編もそうだったけど、
やはり後編も展開を簡潔にし過ぎてて、まぁ、解り易いのかもしれませんが、
頭脳戦、心理戦というにはどうなのか…というのは否めないです。
1本の映画の尺で、こんだけ詰め込んだのはソレはソレで
功績なのかもしれませんけど…そのせいで、
私が好きだった、トリックの細かい部分(だけど肝の部分)が
ことごとく削がれてて、あまりに淡白です。

そういえば、映画版は前後編通して、原作では大半を占める
モノローグというか、アタマん中で考えてる的表現が一切ありません。
極力絵で見せることに徹し、言葉が必要な部分は不自然でない限り
台詞で言わせてしまってます。

ま。確かに映画じゃ、あんましモノローグは使いませんけどね。
映画的手法に準じた結果といえばそうですが…。
でも、それで頭脳戦、心理戦を表現し切れてるならいいんですけど、
し切れてないし…。
監督はきっと、モノローグとか使うの特に嫌うヒトなんだろうなぁ…。
だったらなんでそんな監督にコレ撮らせたんだかっっ?!

実際、映像でモノローグバリバリだったらヘンなのかなぁ…?
とも、思ったんですけど、現在放送中のアニメの方はけっこう原作に忠実で
ライトの思考もほとんどそのまま語られてます。
アニメで出来るんなら実写でも出来そうなもんだが…
そのへんはやはり尺の問題なのだろうか…?

そんなワケで、やはりそのへんが気になったカンジです。
原作をご存じない方にはどう映ったかな…???
というか、原作をご存じない方は原作読んでください(笑)。
アニメでもいいです。いえ、ムリにとは言いませんが。
『DEATH NOTE the Last name(後編)』_c0006445_1761496.gif

↑…ぃぇ、別にLのコスプレをして行ったワケではありません。
by YosssingLink | 2006-11-19 17:08 | 映画(△)
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