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2005年 02月 05日 ( 3 )

HPトップ画更新~。

正月から放置プレイだった本家HPのTOP画を描きました。
c0006445_21234961.gif



ココを今のスタイルに改装したときに即興で描いたキャラ『Tube・La・LINK(ちゅーぶらりんく)ちゃん(仮)』第2弾でゴワス。ヨロシクです。
この色の塗り方は今までのと比べて格段にラクなので、今後多用される予感。

つーワケで、本家『Yosssing Link』もヨロシク~。
by YosssingLink | 2005-02-05 21:35 | イラスト | Trackback | Comments(8)

昨日から徹夜して、朝方限界が来ていつの間にか寝てマシタ。
HPのTOP画が未だに正月気分全開だので、変えの絵を描いてました。

再び目が覚めて。時計を見たっス。

17:30

↑激しく凹。

ぁあーん、ばかばかばかー。それがしのばか~。

窓の外はもうすっかり暗いじゃん。
今日は一日掛けて部屋をキレイにするはずだった。
人間やはり、どっかで眠らんとアレなんだなぁ。
しかし寝過ぎだよこのえーと、…人間。人間め!
ギリギリ人間!ギリ人間め!
人間に詫びろ!すみません。


↑一通り凹んでちょっとスッキリした。
つーか、早く部屋片付けろよ。

その前にこの描きかけのイラを仕上げてしまいたいなー。
あー、今この部屋が散らかってる理由が分かったよ。
前から分かってたけど。



『ギリ人間』:yosssy(2005/02/05)


↑なんちて。
by YosssingLink | 2005-02-05 18:05 | 日記 | Trackback | Comments(4)

No.009『心霊写真家』

その男はプロのカメラマンを目指してひたすら写真を撮りまくっていた。

だが、ただ闇雲に突っ走っても道が見えていなければ、
そうそうゴールには辿り着けないものだ。
多くの若者がそうであるように、彼もまた、長い間、世に見い出されない時間を過ごすのだが、いくら不遇の時代が続いても、男の情熱が冷めることは無かった。

気が付けば、もう若くも無い年になっていたが、決してカメラを手放そうとはしないのだった。

その日もまたファインダー越しの芸術を求め彷徨いながらシャッターを切りまくっていた彼に、転機は突然訪れた。


「うわっ…、何だ…この写真…。」

自宅の暗室で膨大なフィルムを現像していた彼は、一枚の写真に目を奪われた。

無人の風景写真…のはずが、なんと、女が写っているではないか…!?

点が逆三角形に配置されれば、人はそれが顔に見えてしまう、という話を聞いたことがあるが、
これはそんなあやふやなレベルなんかじゃない!
ハッキリ人間の女の全身像だと判別できるものが半透明で写っている!

男はその日撮影したフィルムを全てチェックしてみた。
もしかしたら、フレームに入った通行人の中に同一人物が…、だとしたら、単なる二重露光とかかも知れない…。
だが、該当する人物は見つからない。

男はもう一度、問題の写真を確認してみた。

「…。知らない人だ。もし、かつて被写体だった人なら記憶の片隅にあってもいいはずだが…。
まだ、断定は出来ないが、現像ミスとかトリック写真の類には見えないな…、どうする?この写真…。」

男は暫く考えた末、その写真を某TV番組に投稿した。


「ほら、ココを良く見てください!分かりますか?
ではコチラの拡大写真をご覧下さい!」

「きゃーーーっ!何アレ~?!」
「ぅうっわ…。すっげぇな…コレ。…やばいよ。ヤバいでしょ?」

男はTVの画面をじっと睨んでいる。
今日の放送で、先日投稿した写真が使われるという知らせが来ていた。
まだその写真は出て来ない。
今、出演者達がぎゃあぎゃあ騒いでる写真は、
背景の模様が言われて見れば人の顔に…見えなくは無い、
といった感じの、見る側の想像力の逞しさが問われる作品だった。

「フン…、どれも私の写真に比べたら、大した事は無いね…。」

男は自分の撮った写真が出てくるのを今か今かと待ち構えていた。

「では最後です。みなさん、…コレは凄いですよ?!
最後にスゴイの来ました!コレです!ご覧下さい!」

あの写真が大映しになった!
そしてスタジオが悲鳴とどよめきで、大パニックになった!

「ちょっと、やだ!コレ、スゴ過ぎですよ~!ホンモノですか~?!」

「いやいや、何言ってるんですか!全部ホンモノですから!」

「これは、ホントにコワいなぁ~。この人、よくこんなの撮れたねぇ…。
元々は何を撮ろうとした写真なの?」

「えー、写真を投稿してくださった方は、現在プロカメラマンを目指していらっしゃる方で、これは風景写真を撮っていたんですが、
現象してみたら、こういうのが写っていて、…気になったので、この番組に送ってみました…とのことです。」

「『気になったから』って、コレを見て気にしないヤツは居ないだろう!?(爆)」

「こういうの、また撮れたら、また送って欲しいよね。
それでもう、コレでプロになっちゃえばいいじゃない。(笑)」

「ああ、心霊写真専門のね…(笑)」

「というワケで、番組では心霊写真や恐怖体験談を募集しております。
この写真を撮られた写真家志望の方も、是非またこちらの方まで…」

「そういうコト言っちゃあ、この人に、呪われろ!って言ってるみたいじゃないですか!(爆)」

「ではまた来週、お会いしましょう~。」


男はTVを消した。

「すごい…、あの写真一枚で、まさかこんなに反響があるなんて…。
またあんな写真を撮って送れば、きっとこれで私は有名になれる…。
だがあの写真はたまたま写っただけだ…。
やはり同じ場所で撮らねば写らないのだろうか…?」


数日後、写真を現像していた男はまたも驚きの声を上げた!
なんと、今度は撮った写真全てにあの女が写っていたのだ!

「…やった!これを全部またあの番組に送れば、私はもっと有名になれる!
ふふふ…。みんな驚くだろうな…この前以上の騒ぎになるに違いない…。」

男は写真を全て例の番組に送った。
そしてまた採用の知らせが来た!
今度はなんと、特集を組んでくれる、とのことだった。

「すごい…、私の写真で、特集だなんて…。オンエアが楽しみだなぁ…。」


いよいよその番組が放送されるときが来た。
男はじっと画面を見据え、自分の写真が出てくるのを今や遅しと待ち焦がれた。

「えー、今日はですね、皆さん憶えてますでしょうか?
以前、このコーナーで紹介して、大反響を呼んだこちらの写真…コレです、何度見てもスゴイ写真ですよね…。
なんと、この写真を送ってくださった、あの写真家志望の方がですね、
今度はもっと沢山撮れた!…と、ホラ、こんなに送ってくださったんですよ~。」

「うっわ、スゴイ量ですね。何枚くらいあるんですか?」

「えーっと、数えましたところ、252枚…だそうです。
しかも、その全部に、この前回の写真と同じ女性が写っていたと言うんです!」

「ぇええ~?!ホントかよ…。」

「…なんかソレ、逆に怪しいカンジになってきましたね…。」

「ええ、スタッフの中にも捏造なんじゃないか?っていう声がチラホラあったんですけど、
実はこの写真全てを、画像解析の専門家の方に鑑定を依頼しましたところ、
全て、加工した形跡が見当たらず、現場で何らかのトリックを使ったとも考え難いと…、ま、ですが、
だからと言って本物の心霊写真だと言えるかどうかまでは判定できませんが、科学的な解釈は難しい…とのことだそうです。」

「へぇ~。そりゃスゴイな。早く見てみたいね。」

「えー、では何枚か厳選致しまして、こちらのボードに拡大した写真をご用意いたしました。
早速一枚ずつ御覧いただきましょう!まずこちら、一枚目です!」


一枚ずつ、写真が出る度に、スタジオを揺るがす程の騒ぎが繰り広げられていた!
出演者達が「すごい!」「ヤバい!」「怖い!」を連発している!

男はTVを通じて一部始終を見ていた。

「ふふふ、これだよ、コレが見たかったんだよ…。
皆、私の写真が気に入ったようだな…。
次ももっとスゴイのを送って、毎週度肝を抜いてやろうじゃないか。」


「いや、今回のはビックリだね。
まさかホントにまた送ってくるなんて、フツー思わないもんね。」

「それも、こんなに撮ってきてますからね。
この人もう、コレでプロになれるんじゃないの?」

「いや、ていうか、大丈夫なんですか、この人は?!
コレヤバいんちゃいますの?
もう完全取り憑かれてるじゃないですか!?」


「ええ、実はですね、今回、これらの写真と一緒に、お手紙が、添えられてまして、
この方も、相当悩んでらっしゃるみたいなんですね。」


「え?!コレ、狙って撮ったんと違うんですか?!」

「いや、狙っては撮れないでしょう?
まぁ、狙って撮れたらホント、プロですけどね(笑)。」


「ええ、前回のあの写真も、たまたまだったワケなんですが、
もうあれから同じ場所には行ってないそうなんですよ。
ところが、今回、どこで撮っても写るようになったので、自分は呪われてるんじゃないか、と…
『僕はどうしたら助かりますか?対処法を教えてください!』って書いてあります。」


「じゃあ、ぜひ、この番組でお払いしてあげましょうよ。」


「えー、では本日、特別ゲストでお越し頂いてる
霊媒師の耶麻神先生にお聞きしたいんですが、
こういった写真はどう対処すれば宜しいですか?」

「ええ、やっぱり、しっかり供養してあげることですね。
それから、もう写真はお撮りにならない方がいいですよ。
『触らぬ神に祟り無し』です。はい。」

「じゃあ、もう写真家は諦めろってコトですか?」

「そうですね、でないと、ホント、危ないですから。」


「えー、と言うコトだそうです。ご覧頂いてますでしょうか?」


男は震えながらTVの声に耳を傾けていた。

「ああ、やっぱり、ヤバい写真だったんだ…。
よし、もう写真ヤメよう…。
耶麻神先生が言うんだったらもうヤメだ。
いくら僕の長年の夢が写真家だからって幽霊に取り憑かれるなんて絶対イヤだ…。
命あってのモノダネだもんなぁ…。」


…何だって?

もう写真をヤメるだって?!

そんなの許さない!
私はもっと騒がれたいんだ!

お前は私の写真をばんばん撮って、ばら撒けばいいんだよ!

さあ、もっと私を撮れ!さもないと…




そのとき、男は背後にかつて無い殺気を感じたという…。





『心霊写真家』:yosssy(2005/01/31)
by YosssingLink | 2005-02-05 00:17 | ショートショート | Trackback | Comments(7)